営業代行の長所と短所

営業代行を活用する上で

 営業代行会社を上手に活用するには、 どの営業代行会社に発注するかも大切ですが、 営業代行会社と
 のリレーションをどのように図るかが極めて重要であり、事業の方向性や目的やゴールを明確に共有する
 必要性、つまり、営業代行会社に対して 「我々もやるから御社にもやってほしい」「いつまでに、何を、どの
 ように、 どこまですることを目標としているか、 御社は我々との協力関係の下でどこまで手伝ってくれるの
 か」 を定期的に話し合い、温度差を無くす努力が必要と言えます。

 

営業代行の長所

1. 採用活動が必要ない

 自社で営業要員を募集する際に必要な、求人広告の出稿作業や企業説明、面接、入社手続きなどにかか
 る手間が一切なく、大幅なコストと時間の削減ができます。

2. 教育の必要がない

 営業代行は、一定の経験やスキルを有しているメンバーによって行われることを前提としているため、研修
 講師にかかる費用や研修時間などの教育コストが削減できます。

3. 長期雇用リスクがない

 繁忙期のみ営業代行を活用するなど、人件費の変動費化でき、福利厚生費なども削減できます。

4. 人材のミスマッチが防げる

 契約に反していなければ、セールスパーソンの入れ替えを営業代行会社に要請することが可能であり、人
 材のミスマッチを防げます。

5. ノウハウが享受できる

 営業代行会社を利用することによって、様々なセールスノウハウや情報等を得ることができます。

 

営業代行の短所

1. 機密情報の流出というリスク

 営業代行をスタートする上で、自社の現状や目指すべき方向性、ターゲット、マーケット、優位性等、様々
 な企業情報を共有する必要性が営業戦略・戦術上必要となり、 営業代行がスタートすれば、顧客情報を
 共有することによる機密情報の流出・乱用に留意する必要があります。

2. 営業部門の営業代行会社に対する依存

 営業代行を一定期間活用し、 一定の成果が見えてくると、 営業部門は営業代行会社により依存すること
 になるため、 営業代行会社の急な倒産や事業縮小などによって、依頼した会社にも大きな影響が出る可
 能性があります。

3. リアルタイムでの情報共有が困難

 営業代行会社でも常駐型・非常駐型があり、リアルタイムでの情報共有に限界が生じたり、顧客からの問
 い合わせに対して、すぐに対応できないケースが出たりします。

4. マネジメントに介入できない(指示・命令不可能)

 営業代行は営業機能を外部に委託するため、 マネジメントも全て委託する形になり、 要望や注文を企業
 間で行うことは可能ですが、業務レベルでの直接的な指示・命令が行えません。そのため、セールスパー
 ソンとのコミュニケーションは、直接雇用しているメンバーと比べて希薄になることが多いようです。

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